都会から田舎へと勤務地を変えるUIターン。
人には様々な事情もあり、簡単にはいかないところもあります。
- お父さんが倒れた
- 都会の空気に疲れた
- 自然に触れたい
私の周りにもここ数年、こんな理由で人が帰ってきています。
でも、これだけは気をつけておいて欲しいポイントがあるんです。
田舎で働く前に考えて欲しい事
都会から田舎へと働き先を変えることって簡単なようで、これでなかなかの大変な思いをする事になります。
- 住居の確保
- 勤務先の確保
- 環境の変化
住居の確保
元々住んでいた田舎に帰るUターンの人はそこまで大変では無いかもしれませんが、都会しか住んだことのないIターンの人は住む家を探すことからスタートしなければいけませんね。
田舎って家はたくさん余っているんだろうって安易に考えている人もいるようですが、家は余っていても貸してくれる家が無いです。
地域に残っている風習などもありますし、どこのやつか知らないけど家を貸してやろうなんて奇特な人はまずいません。
空き家問題なんて言っていますけど、私の地元ではだれも貸したがらないので空き家になっているという悲しい実話があります。
友人がNPO法人を立ち上げて頑張っていますが、周辺の人間が代替わりするまでは、まず無理でしょう。
勤務先の確保
また、働く場所も重要な問題になってきます。
都会にならゴロゴロしている仕事も、田舎に行けば途端に少なくなります。
場所にもよりますが、パソコンが使えることよりも、フォークリフトに乗れるほうがよっぽど役に立つのですから。
他にも、都会では必要の無かったクルマの免許は必須になります。
公共交通機関がまったく発達していないので当たり前といえば当たり前ですね。
地方に行けば行くほど仕事がどんどん少なくなります。
環境の変化
都会に住んでいた時には気が付かなかったでしょうけど、田舎には面倒くさい人間付き合いがあります。
特に、都会から田舎にきた人間に対しては、「なにか理由があってわざわざこんな田舎に来やがったな」程度にしか思っていないので、当たりも少しキツくなってきますね。
言葉の違いもストレスになったりします。
自分一人での移住ならまだ大丈夫でしょうけど、家族を連れての移住ならなおさら大変です。
極度の田舎に行くと、虫や害獣が当たり前にいますので、都会と比べて段違いに身近に危険が潜んでいます。
まとめ
UIターン移住で一番ネックになるのは年収だと思います。
元々と同じような年収を維持するのは並大抵の事ではありません。
今流行のノマドライフのような生き方だと、どこに住んでいても年収が変わることはありませんが、会社に依存している以上は仕方が無いことです。
いきなり移住を決めずに、まずはエアーbnbのようにショートステイから試してみるのはいかがでしょうか。