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就職

30代で泣きながら転職を成功させた話

更新日:

10年以上続けてきた会社。

責任のあるポストに付かされてそれなりに愛着はあるけど、約束していた給料は一向に上がらないし。

社長の乗っているレクサスに私が乗れるのはいつなんだろう。

30代、それは誰でも一度は転職を考える時期なのかも知れませんね。

 

30代の転職

「転職したら給料が上がるぞ。」

って簡単に言われても、家族もいるし少ないながらも安定した給料が入ってきている。

じゃあ、なぜ転職の事が頭から離れないのでしょうか。

 

それは簡単な話。

会社から貰っている給料と、あなたのスキルがマッチしていないからです。

  • 本当ならもっと貰える。
  • 同じ職種の人間と年間100万以上給料に差がある。
  • つい、友人のライフスタイルと見比べてしまう。

夢をみて今の会社に入ったのに、現実は残酷です。

景気が下がっていても、会社を立ち直すために粉骨砕身で頑張ってきました。

でも、景気は復活したのに給料は前のままです。

なおかつボーナスもカットされたまま戻りません。

現状では嫁さんに小遣いを上げてくれなんて言えませんし、付き合いで飲みに行く回数を減らすことも出来ません。

自分で欲しいものはいつも後回し。

 

そんな生活がいつまで続くのでしょうか。

役職についたら・・・。

昔は私もそんな考えを持っていました。

でも、現実は残酷です。

会社の役員で、まともな高級車に乗っているのは会長、社長くらいです。

部長連中たちを見れば、良いところでステップワゴン。

悲惨な人だと中古のワゴンRに乗っていました。

これじゃ、どこまで出世したって高級車になんて乗れません。

 

30代を逃せば転職がキツイ

私が転職を考えたのは、ちょうど30歳になった時でした。

社長の息子が会社に入ってきたのです。

・・・コネ入社。

ドラマや漫画では見たことがあっても、実際にその目で見てみるとかなりキツイものがありました。

社長が溺愛しているそのバカ息子はドラえもんに出てくるスネオそっくりだったからです。

「僕のお父さんはエラいんだぞ!」

「僕の言う事を聞かないとクビにするぞ!」

マジかよ・・・。

全部、普段の会話の中でポンポンと当たり前に飛び出してくるのです。

 

もうムリだ

半年後、バカ息子の悪評は会社内でもかなりのものになっていました。

会社の事なんて何も分かっていないのに、なぜか彼は課長に任命されました。

取引先にまでお腹を抱えて笑われた、史上最悪の人事異動です

確かに、親族経営の会社なんて腐るほどあります。

その全てがこんなに頭の悪い人事をしているのかは分かりません。

でも、いっちゃ悪いけど、バカ息子は究極のバカでした。

勝手に決まった仕事を蒸し返して取引を潰してしまうので、最終的に彼に内緒で物事が進むようになりました。

そうすることでスムーズに社内が回るようになりました。

本来なら役職を無視して会社が回るなんて状況あってはならないでしょう。

もう本当に仕方なかったんです。

 

親族経営ここに極まれり

だれがどう見ても無理だろと思う自体が起こりました。

課長になってから半年後、バカ息子は部長にステップアップしました。

こうなると社内は地獄です。

部長になると決済権があるので、仕事を逐一報告しなければならないからです。

「お前がよくても、俺が気に入らねぇ」

「こんな仕事ダレがやるの?ウチの会社じゃ無理だよ?」

本気で、うちの会社が何の仕事をしている会社なのかを知らないので、バカ息子はとにかく提案を全て断り続けました。

前職の会社は技術力がウリの会社だったので、一般人が無理だと思っていても普通に出来ることなんてたくさんあったんです。

でも、彼には知識が全くと言っていいほど無いのでそれが分かりませんでしたし、分かろうともしませんでした。

オヤジに聞いてこいよって何度も思いましたが、バカ息子のお父さん、つまり社長はかなりの高齢なので会社に出てこなくなっていました。

会社をバカ息子に任せる気マンマンだったようです。

 

そうだ、転職、しよう

バカ息子が部長になってから会社は一気に傾きました。

いや、まだ一般の従業員には分からない段階でしたが・・・。

とにかく利幅の大きい仕事をガンガン断ってくれるので、信じられないくらいショボい仕事しか残っていませんでした。

従業員500人程度の製造業でしたけど、難しい物を一切作れなくなってしまったので、100均レベルの品物で食いつなぐようになりました。

元請けも何社か有ったのですが、みんな呆れてしまって、継続していた仕事を半分以上引き上げられました。

私もこの会社の営業をするのが嫌になりました。

むしろ、出来ると分かっていて取ってきた仕事を、

「出来ない」

の一言で断られるので営業する気にもなりませんから。

今までは乗り気じゃなかった転職話が、本格的に目の前で輝き始めたのです。

 

会社を辞めるにあたって

「もう辞めよう。」

このままじゃ出世はおろか、会社が存続しているかどうかも怪しいのだから、さっさと次を探そうと思い始めました。

ここで、転職にあたって私が行った行動を記録します。

 

1,資格を取った

某通信教育の大手業者の教材を買って、宅建と簿記を取りました。

残業と資格勉強のダブルパンチで毎日睡眠不足でしたが、全てなんとか1回で取れました。

特に製造業なので日曜が休みというのも大きかったです。

試験日が平日なら間違いなく行けない、休めない状況でしたから。

転職用の履歴書の資格欄を埋められるようになると、なんとなく心に余裕が出てきます。

 

2,家族に相談した。

私には嫁さんと子供がいますので、正直に嫁さんに打ち開けました。

「もう無理だよ、次の仕事を探すからね。」

「辞めていい?」って聞くとダメって言われるので、「辞める」とだけ伝えました。

あ、これ相談じゃないですね。

家族に辞めることを打ち明けました、が正しいです。

反発もありましたけど、年齢的にも転職のチャンスなんだと説得したら、簡単に納得してくれました。

 

3,ハローワークに転職の相談をした

当時はバカ息子のせいで有給を取れないくらい忙しかったのですが、日曜などのスキマ時間を使ってハロワに行きました。

ハローワークでは転職の相談も出来ますから。

ただし、私の担当についてくれた人は

「会社が潰れるまでは辞めないほうが良い」

と必死で止めて来ました。

あまり相談らしい相談にならなかったので、行くべきでは無かったと後悔したのを覚えています。

 

4,転職支援サイトに登録した

先に転職していった同僚から転職サイトなるものを教えてもらいました。

なんというか、こんな便利なモノが世の中にあったのかと!

いくつかサイトがあったので、Gメールで転職用のメールアドレスを取ってから、とりあえず片っ端から全部登録しましたね。

めちゃくちゃ求人があるので、これだけでかなり生きる力が湧いてきます。

ハロワと比べようがないくらい求人があるので、取り敢えずホッとしました。

 

5,転職するために情報収集

転職支援サイトを見ると、めちゃくちゃ転職に関しての情報が溢れています。

そりゃ、転職の専門家なので当たり前と言えば当たり前なのですが、同じく転職の専門家のハローワークでは辛い思いをしていたので、その差に愕然としました。

転職サイトでブラック会社の情報を見れるのは、すごくありがたかったですね。

いざ就職した会社がブラックだと、また転職しなければいけなくなるので・・・。

 

転職だあああ!!!

転職先が無事に決まったので会社を辞めることにしました。

が、退職届けをを出すのが大変でした。

 

泣き落としは辛いよ

あの手、この手を使って辞めさせない様にしてくるのです。

最後は役職みんな出てきて泣き落としまでされましたが、あれには参りました。

一応こう来るだろうと予想をしていたのでなんとか乗り切りましたが、準備していてもと中々グラっときますね。

自分のお父さんと変わらないくらいの人が目の前で「辞めるな」って泣くんですよ。

「給料を今の倍もらえるなら辞めるのを止めます(キリッ)」

って言うと、

「調子に乗るなああああ!!!」

って逆ギレを始めたので冷静に戻れました。

けっきょく退職届けを受け取ってもらうまでに2週間掛かりました。

受け取らないのは法律上たぶんダメなんでしょうけど、後腐れ無いように辞めたかったので慎重に言葉を選んでいたのが向こうに期待を抱かせていたようです。。。

 

辞めた後は

次の会社の入社日まで1ヶ月空けました。

10年以上も馬車馬のごとく突っ走ってきたので、1ヶ月休みたかったからです。

ちょうど経理から離職票も貰ったので、暇つぶしに職安にも行ってみました。

ここでアッとおどろく衝撃の事実を知るのです。

 

自己都合退職を会社都合へ

自己都合だから無理だろうなって思っていた失業手当ですが、こういう事例があると貰えるようです。

会社を辞める前の6ヶ月以内で、45時間以上の残業を3ヶ月連続で続けていた

たったこれだけの事実があれば、会社都合にすることが出来ます。

私の場合、毎月100時間程度の残業をしていたので余裕でクリアしていました。

タイムカードや給与明細などの事実確認が出来るものが必要ですが、職安から会社への確認も出来ますのでとりあえず覚えがある人は申し出ましょう。

他にも色々と会社都合にするための方法が有るようですから、諦めずに窓口で聞いてみて下さい。

私は1ヶ月後に次の会社への就職が決まっていたので、使うことはなかったのですが、これには驚きました。

というか、雇用保険関係の諸々は複雑すぎて未だによく分かりません。

現在も経理の人に丸投げしています(笑)。

 

あっという間の一ヶ月

私には働かないという生き方が向いていないのが良く分かりました。

子供の幼稚園のお迎えに行ったら奥様方に好奇の目を向けられるし、ご近所の人からも良いように見られません。

今まで仕事しかしていなかったから趣味も無く、こんな長い休日をどうやって過ごしたら良いのか分からないのです。

ですから、次の仕事が始まった時には本当に嬉しかったですね。

社畜の鑑というやつです(笑)。

 

結局のどうなったのか

結局のところ、どうなったのか。

私が会社を転職してのメリット・デメリットをまとめましょう。

一例ですが、リアルな体験談なので参考になるはずです。

 

【メリット】

  • 年収が300万 ⇒ 330万になった
  • 残業がほぼ無くなった
  • 有給が取れるようになった
  • ストレスの塊と離れられた

年収を晒して良いのか分からないので、多少のフェイクを入れています。

残業がほとんど無いので本気で時間を持て余していますが、前の会社で残業しまくっていたときよりも、定時上がりの今の会社の方が給料が高いのでお小遣いもそれなりに貰えるようになりました。

前の会社では月に1回、飲み会に強制参加が有ったのですがそれも無くなったので通帳の残高もかなり増えました。

やっと趣味らしい趣味も見つけたので、これからは家族の時間とは別に自分の時間を取って楽しみたいと思います。

大きなストレスから離れられたのが、実は最大のメリットかも知れません。

 

【デメリット】

  • 転職の時にエネルギーを使う
  • 新しい会社に馴染むまでが大変
  • 業種が変わった

やっぱりデメリットといったら、転職の時に使うエネルギーの大きさでしょう。

何よりも辞めるのに苦労しましたからね。その分のメリットは十分すぎるほど有りましたけど。

また、新しい会社は以前と業種が違うので、覚えることがたくさん有りました。

今現在で転職してから1年ほどになりますが、1ヶ月目はまったく使い物にならなくて落ち込む日もありましたし、ちょっと泣いたりしました。

大体3ヶ月目くらいから一人前の仕事をこなせるようになってきましたね。

 

まとめ

ぶっちゃけ、転職って簡単に人にオススメする事は難しいと思うんです。

私は今回、転職支援サイトのおかげでなんとかなりましたけど、コレが無かったら絶対に上手く行って無かったです。

ハロワのWEBサービスもかなり使いやすかったのですが、転職サイトはハロワと比べたら失礼ってくらい詳細で分かりやすいです。

もし、あなたが30代で転職を考えているのなら、メール登録だけはしておいたほうが良いと思います。

定期的にメールが届くので、社会的にどんなニーズがあるのか分かるからです。

一生に1回の転職かも知れないので、そろそろ本気で準備しておきませんか?

 

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