何のために生まれて、何をして喜ぶ。
アンパンマンの歌ですが、深い歌詞ですよね。
聴いていて切なくなる歌はたくさん有りますけど、「アンパンマン」と「およげたいやきくん」は別格で深いですね(笑)。
我思う故に我あり
毎日毎日、馬車馬の様に働いていて、ふと、何のために働いているのかを考える時って有りませんか?
私が前の職場で感じた、働いても手応えを感じなかった時の話です。
仕事とやりがいは別物
20代、会社に入ったばかりの頃はガムシャラに働いてきました。
とにかく負けず嫌いだったので、自分よりも1、2年上の先輩たちに負けるのが本当に悔しかったのを覚えています。
毎日仕事が終わってから、先輩たちに追いつくために秘密の特訓をしたりして、松岡修造なみに熱い男でした(笑)。
でも、1年経ち、2年経ち、追い越すライバルが居なくなった時に、自分は何を目標としていたのか分からなくなってきました。
確かに、誰も敵わないような仕事の鬼になっていたのですが、誰も自分のやり方についてこれないし、常識では考えられない量の仕事でも普通にこなしていくので、新しい新人を付けてもらえません。
ハッと、
「このまま一生この仕事を続けて行くのか?」
と考えた時に、体力的に一生は出来ないだろうなっと思ったわけです。
何のため働くのか
それまでは会社のために働くのが当たり前でした。
でも、働いた仕事に対しての見返りが少なすぎるのです。
なぜか自分だけ残業代がカットされ、有給は認められず、仕事の量は人の2倍。
一所懸命に仕事をこなせるように努力してきた結果がこれか、と。
日を追うに従って仕事にやりがいを感じなくなってきました。
結局のところ、ドギツい上司が入ってきたおかげで会社を辞める決心が出来たのですが、実際に仕事のやりがいって何なのでしょうか。
やりがいとは
転職に成功して初めて思ったのですが、
仕事のやりがいは、感謝されて喜ばれること
案外これなんじゃないかなって思っています。
前の職場よりも圧倒的に感謝されるし、自分の裁量で人を雇っても良くなりました。
なので精神的にすごくラクだし、仕事を任せられる人がいるので残業しなくても何とかなります。
職種は全然別物なのですがノウハウが一緒なので、前の会社のスキルが生かせるという点では、やってきた事も無駄では無かったのかなぁとも思います。
今の仕事にやりがいを感じていない人へ
正直言って、仕事のやりがいなんて人それぞれだと思います。
苦労はどこかで報われれば良いのですが、報われなければやり切れないです。
もし、やりがいを感じなければ思い切って転職をするのも有りだと、今の私なら胸を張って言えます。
一緒に働く人も重要なやりがいを感じる要素になるので、職場が合わない可能性もあると思います。
日本も案外広いんです。
今の会社は無理でも、どこかにあなたを認めてくれる会社があるかも知れませんね。