誰もが就職の時に一番ネックになってくるのが面接だと思います。
私も以前の会社で何度か面接に立ち会ったことがありますので、参考になる部分があればと思うので少しだけお話させて下さい。
ちなみに、従業員400人程度の小さな会社としての一例です。
面接なんて怖くない
再就職する時に必ず誰もが通る道、面接。
学校を卒業したばかりの若い子でも無いのでもちろん面接の練習などはしないし、やる気も起きないですね。
なので、今回は面接に必要なポイントをいくつか紹介します。
勝負は面接の前から始まっている
再就職しようとすれば、当然ながら最初は履歴書を書きます。
その時からすでに面接が始まっているんです。
ということで履歴書のポイント
- スーツで証明写真を取る
- 字は超丁寧に書く
- 趣味・資格欄はできるだけ埋める
- 一回勝負で、書き直しを面倒臭がらない
まず写真から
たまに普段着で証明写真を取ってきている人がいますが、悪い意味ですごく目立ちます。どんな小さな会社であれ、絶対にスーツで証明写真を取りましょう。
また、コンビニの写真プリントでも良いのですが、写りは意識して下さい。
面接官はあなたの事を何も知らないので、履歴書の写真は第一印象になります。ここは重視して下さい。
字は丁寧に
履歴書はあなたを採用する大事な基準の一つです。
私の会社では、面接と履歴書の重要度は5:5ぐらいだったので、他にも同じように見ている会社はあると思います。
字が綺麗だっただけで、職歴の無さを不問にして雇った人がいるくらい字も大事です。
出来るだけ丁寧に書いて、いい会社に巡り会える可能性を1%でも上げておくのが大事ですね。
心を込めて書いた字は、見たら普通に分かりますから。
趣味・資格欄は出来るだけ埋めよう
普通自動車免許でも、簿記の3級でも、会社によっては有効な資格になるので、書かないよりも書いたほうが絶対に良いです。
以前に、バイク好きの課長が自動二輪免許持ちというだけで雇っていたのを見てドン引きしましたが、そういう事例も実際にあります。たぶん見てないだけで、他にもたくさんありと思います。
釣りやバイク、DIY、サッカー、野球などは職種によってはかなりの武器になりますね。
失敗したら書き直そう
記憶にあると思いますが、履歴書ってボールペンで書くので間違えると書き直さなければいけません。
最後の方でミスってしまえば悔しいのはもちろん、やる気も削がれます。
なので最初から完成品を5枚程度は書くようにしておいて、5枚の中から一番出来の良い作品を選びましょう。
修正テープや横線を引いて消してきている人もいましたが、そんな甘い考えが通用するのは求人にいつも困っているブラック会社だけです。
まともな会社に就職したければ、修正よりも書き直しをおすすめします。
実際の面接について
面接で聞かれることなんてほとんど決まっています。
だって、面接官って言ってもシロウトだから。
私たち面接する側も普通に緊張しますし、面接対策の本などを読んで情報収集をします。
なので、ほとんどは就職・面接関係の本を読んでおけば余裕でクリアできる話ですね。
- なぜこの会社を選びましたか?
- どうして今の会社を辞めようと思っているのですか?
- この会社に受からなければどうしますか?
思っている以上の型にハマったテンプレート的な話をするだけなので、ここを無難にこなしていけばいいだけです。
相手もシロウトです。
ウソをつかないように注意して、あとは適当にノラリクラリかわしていきましょう。
ポイントは笑顔です。
笑顔の人間に対して悪意をぶつけられる人間なんて少ないし、笑顔が嫌いな人間からは限りないブラック臭がするので、要所要所で最大のスマイルを見せましょう。
挨拶は最初に、そして大きく
面接の部屋にノックして入ったら、まず最初に大きく挨拶をしましょう。
「今日はお世話になります、宜しくお願いします。」
こういう社交辞令的な挨拶は、なぜかすごく喜ばれます。
部屋に入った時にすぐ言うのがポイントです。
多少強引でも自分から発言しておくことでアピール効果が高まりますから。
面接の終わりに
「今日はお忙しい中、お時間を頂いてありがとうございました。」
面接が終わったら、面接をしてもらったことに対して感謝の念を込めましょう。
私の前職は面接専門の人間がいなかったので、事務職が担当をしていました。
なので、通常業務の間にあなたの面接をしています。当然ながら、その日は残業が増えましたし、面接自体も心の負担になっています。
最後にお礼を言っておくことで、どんなに面接の中身がグチャグチャでもあなたの印象はガラリと変わります。
ぜひ、心の底から感謝のお礼を述べましょう。
返報性の法則にも当てはまるので、これはかなり有効な手段です。
まとめ
- 履歴書は全力
- 部屋に入ったら挨拶は最初に
- 終始笑顔で
- 最後はお礼で締めくくる
受ける職種によって色々と変わってくるところはあると思いますが、この3点だけは共通で大事なポイントです。
絶対に落としたくない会社の面接ならなおさら気合を入れて頑張ってください。
ハローワークでも、たまに面接の合同練習をしている時があるので、機会があれば行ってみることをおすすめします。