僕の弟がバイクに目覚めて、これからバイクをいじり始めるというので、工具セットをオススメしました。
でも、初心者って本当に何から選んで良いのか分かりませんよね。
なので、今回は工具セットを買うなら何が良いのかと言うお話です。
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工具セットを買うならこれだっ!!
セット物ってあまり買わないんですけど、これから始めるなら工具セットの方が楽に揃えられますね。
個別で揃えるよりもコスパが良いし、何よりメーカーを統一しているので気負わなくてもいいじゃないですか。
工具セットとして出せるメーカーなら総合メーカーなのである程度信頼もあるし、初心者としてはこれ以上のものは無いと思います。
お金がない初心者向き工具セット
一万円以内のツールセットってコスパは良いんですけど利益が少ないのか、良いのがあってもすぐに販売停止になってしまうような気がします。
前はもう少し良いのが多かったのですが、中国の方も採算が取れなくなったのでしょう。
これくらいしか見つかりませんでした。
イーバリューはホームセンターでも売っている、最低限の機能を備えたツールなので、過度な期待は出来ませんがDIYで使うには十分な能力を持っています。
コスパで考えると最強クラスです。
ただし、結構大きいので置く場所に気をつけて下さいね。
15000以内で買える工具セット
こんなのイーバリューのセットと何が違うのかあまり分かりませんが、メッキとかが多少強そうな気がします。
アストロは工具のユニクロって感じなので、良くも無く悪くも無く、通常使うなら問題は無いです。
こちらも過剰な期待さえしなければ普通に使えます。
イーバリューのブランドネームが嫌な人用ですね。
アストロも、ちゃんとした工具セットとしてシグネットを扱っているくらいなので、その性能は推して知るべしです。
値段なりですが、コスパは良い方です。
20000以内の工具セット
台湾のメーカーなんですね。普通に使いやすかった記憶があります。
入り数が少なくて安いバージョンがあるので、最初はそちらでも良いと思いますよ。
この手の安い工具セットって、なぜか工具箱が赤いんですけど何か理由があるのでしょうか。
この価格帯を飛び出せば、青、黒、緑、シルバーとバリエーションが増えるんですけどね。
30000円代の工具セット
KTCの標準工具セットですが、基本セットとしては十分です。足りない分を買い足しながら使うのが良いですね。
9.5sqなので汎用性も有りますし、初めての工具セットがこれなら言うこと無しでしょう。
これを使って不満が出るのは一部の工具マニアくらいです。
天下のKTCを存分に楽しみましょう。
ま、3万も出すならバラで揃えてもソコソコ良い工具が揃いそうですけど(笑)。
シグネットの工具セットは、ギアレンチが付いているのでお得感が満載です。
ただ、実際に使っていてギアレンチが必要になることってほとんど無いと思います。あれば便利かなぁぐらい。
そうは言っても、工具自体の出来も良いので評判が良いのも事実です。
KTCと比べて、同じ値段なら入り数の多いシグネットの方がコスパが良いです。
最近はKTCも国外で作っているそうなので、純国産が欲しければもう少し上の価格帯になりますね。
高級ツールセット
初心者が6万近く出してわざわざ買う必要も無いと思いますが、実際に会社で使っているのでご紹介します。
僕の使い道と言えば機械をバラしたり、軽い整備をしたりするくらいなので、完全にオーバースペックです。
TONEの工具は、普段安物を使っている僕にはガッチリしすぎていて怖いです。
このまま使いこなす事も無いんだろうなぁと思いながら、2セットも買ってしまったので1セットは無駄に眠っています。
正直、めちゃくちゃ重たいので持ち運びが憂鬱になるので、もし買うなら据え付けでの使用をオススメしますよ。
まとめ
個人的には、工具セットなんて安物を一度使わないと高い工具の本当の良さが分からないと思います。
なので、最初は1~2万くらいの安い工具セットを買っておいて、そのうちドライバーやよく使うソケットを買い換えていけば、自分によく馴染んだ工具セットが出来上がるんですね。
というわけで神経質な人にはおすすめ出来ない、初心者向きの工具論でした。
※安物と言えど、使い方を間違えなければそうそう壊れるものでは無いですよ。