工具箱の中でも、思った以上に出番が多いのがプライヤーです。
プライヤーは種類も多く、幅広い用途で私達を助けてくれます。
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プライヤーの種類
テコの原理で何倍もの力を出すことが出来るプライヤーは、主に歯先の種類によって用途と名前が変わります。
コンビネーションプライヤ
私達がプライヤーというとコレのことを指します。汎用性が高く、物を掴んで固定するだけじゃなくて番線を切ったりもできます。
口の開き方を2段階に調整出来ますが、あまり使わないというか使ったことがない。
使い方によっては寿命も短く、ジョー(アゴ)の内側のギザギザがすり減ってきたら買い替えどきです。
ウォーターポンププライヤ
先端に角度のついたプライヤーです。5段階程度の調整機能がついていて、口の大きさを変えることが出来ます。
その名の通り水道管の配管工事をするときに使われますが、その他の用途でも重宝します。
一般的なプライヤーと比べて大きい力を出しやすいので、ガッチリ押さえたい時によく使います。
ラジオペンチ
歯先が短く、アゴの大きさの調整機能が無い代わりに、刃が付いています。
木工で釘を抜くのに使ったり、番線をネジッたり、切ったり、電線の皮むきも出来たりします。本来の用途は知らない。
電工ペンチ
配線イジる時は絶対に必要です。電気工事士の資格でも、電工ペンチが必要工具になっています。
特にギボシを使えるようになると、かなり幅が広がります。たまにパチっと電気が来ても泣かないようになりました。
ロングノーズプライヤ
ペンチのアゴが長ーいヤツです。真っ直ぐと曲がっているのと有りますけど、両方ともあまり使い道は無いなぁ。
力が入りにくいのもあって、ハンダ付けするときにちょっと出してきて使うくらいです。
ニッパー
プライヤーの枠に入れていいのか知らないけど、ペンチが出たのでニッパーも。
ペンチから挟む成分を除去すればニッパーが出来ます。
テコの原理でブチ切るので、そこそこの硬い針金でもザクザク切れます。指も一緒に切れるので注意してください。
ロッキングプライヤー
バイスとか呼ばれるアレです。
ガッチリ掴んで離さないので、ちょっと固定したいときに使っています。薄物溶接の時によく使います。
掴んで離すまでの動作がめっちゃ早いので、慣れたら最強です。
厚物溶接は素直に万力を使います。
スナップリングプライヤ
プライヤーの中では異端で、C型止め輪の取り外しに使います。
バイクだと、フォークの分解の時とかホイールのベアリング付近に使うことが有るかも知れないです。
軸用と穴用で握った時の「開く閉じる」の方向が違うので、間違えて買わないようにして下さいね。
軸穴兼用も有りますけど、どっちにしろ出番は少ないです。
プライヤーのオススメメーカー
国内メーカー
ロブスターといえば、やっぱりエビちゃんですか。モンキーレンチでも触れたましたけど、いい意味で無難です。
一時期、握力85くらいあった時に全力で握っても壊れませんでした。(昔の話ね。)
最近はちょっと歯先のギザギザが減ってきてグリップ悪いので、そろそろ新しいの欲しいなぁ。
エンジニアというメーカーからネジザウルスというヒット商品が出てきています。
その名の通り、ネジへの食い付きがハンパないので使いやすくてしょうがない。
なんでこんな使いやすいのか、本当に不思議な一品。
国外メーカー
クニペックスはヤバイ。もうマジでヤバイ。
まず色使いがヤバイ。使いやすさがヤバイ。種類の多さもヤバイ。値段も結構ヤバイ。一度使ったら絶対に欲しくなるからヤバイ。
ヤバイがゲシュタルト崩壊してきてヤバイ。