大切な工具類も使い終わったらしまいっぱなしにしているので、たまには時間を掛けてメンテナンスしたいんです。
でも、どうやってメンテナンスすれば良いのか分からないからやっぱり放置、、、みたいな。
なので、今回は愛用している工具のメンテナンス方法についての解説です。
Contents
工具のメンテナンス方法
なぜ工具の手入れが必要なのでしょうか。
せっかく奮発して一生物の工具を買っても、メンテナンスが雑なら錆びて使えなくなってしまいます。
錆だけじゃなくて動きが渋いまま使っていると、使いにくいですしトラブルの原因にもなります。
ラチェットのメンテナンス
ラチェットは中にギアが入っているので、分解して清掃、注油が出来れば問題無いです。
でも、基本的にはバラせないような構造になっている場合が多いので、オイルにそのままドブ漬けしています。
オイルに一日漬け込んだ後で取り出して、そのまま一日油抜きの為に陰干ししたら完成です。
長年使っているラチェットだけじゃなく、安物のラチェットの動きを進化させることも出来ますよ。
ただし、中に入っているグリスに悪影響を及ぼす可能性もあるので、自己責任でお願いします。
ソケットのメンテナンス
ソケットも一日オイルに漬け込んで、それから中にこびりついている鉄粉を綿棒などで拭い取っていきます。
別に鉄粉を取らなくても問題なんて無いと思うんですけど、キレイにしたいという一念だけで無駄に取ってます。
ソケットについたキズにオイルが馴染むので、錆びにくくなる効果があると信じていますが、実際のところは知りません(笑)。
挟み物のメンテナンス
プライヤー、ペンチ、ニッパーなどの挟み物から、ハサミや電工ペンチまで何でもオイルにぶち込んでいます。
摺動部にオイルが馴染むので、しばらくの間すごく使いやすくなります。
全体を付けてしまうと、ゴム部分が溶けてデロデロになることがあるので、金属部分だけを漬けるようにしましょう。
新品でもオイル漬けすることで格段に動きが良くなるので、これはマジでおすすめです。
ドライバー、レンチ類のメンテナンス
ドライバーもレンチ類も、ただ拭きあげるだけですね。
ウエスにオイルを軽く含ませてから拭くと、キレイになりますしサビ防止にも繋がります。セットで買うとあまり使わない物もあるので、この機会に錆止めしておきましょう。
また、拭いている時に一緒に目視確認で、キズや劣化具合を確認しておくと良いですよ。
スパナを多用すると口が開いてしまっている場合があるので、あまりに酷いとノギスで確認します。
マイナスドライバー、プラスドライバーも、常用しているサイズぐらいは頭が潰れていないか確認しましょう。
六角レンチのメンテナンス
これもまた拭くだけ。
常用しているサイズのネジレを確認したらOKです。
安物を使っていると結構ねじれている事があるので、早めに買い換えたほうが安心できますね。
工具箱のメンテナンス
こういう機会でも無いと中身を全部出す事はないので、一生懸命キレイにしましょう。
定位置が決まっていない物の置き場を決めたり、あとは使わない物を捨てたりと、整理も一緒に出来るのでおすすめです。
薄めた中性洗剤で拭くとキレイになりますが、パーツクリーナーを使うとツヤが無くなったり溶けてしまったりすることもあるので、目立たない場所で試してからが良いですね。
まとめ
ふと思い立った時に、急に手入れをしたくなるので困るんですけど、工具がキレイになると気持ち良いですね。
メッキを使っている品物が多いので、ピカールなどで顔が映るくらいに磨くのも楽しいんですけど、あまりにピカピカにすると次回使いにくくてちょっと困ります(笑)。
オイル漬けのオイルは、新品の4st用エンジンオイルを使っていますが、昔は廃油を使ってやっていましたので、お金が勿体無い人はエンジンオイルを交換後の廃油を使えば良いですよ。