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プライヤーとペンチの違いを知っていますか?

 

プライヤーとペンチの違い

両方とも見たことがない人はいないと思いますが、その違いを知っている人は少数でしょう。

僕らみたいに日常的に工具を使っていると、形状を見ただけでなんとなく感覚で分かるのですが、一般の方だとそうもいかないでしょう。

 

プライヤーとは

プライヤーって掴むものとして超優秀です。

エビと呼ばれるロブテックスのプライヤーが有名ですが、あとはTOPも良いですね。

僕の会社のプライヤーは何かと溶接されているので、無事なものは少ないのですが、汎用性が高いのと安いのでこうやってSSTを良く作っています。

アゴのポイントをズラして使うと、大きい物から小さな物までガッチリ咥える事が出来るので適正な状態にして使いましょう。

簡易的にボルト・ナットを掴んで回す事が出来るので、ダブルナットの時に掴んだりしています。

 

ペンチとは

ペンチはプライヤーと違って電気工事でよく使われていますね。

ニッパーに近い形状の刃が付いているので、配線を切ったり剥いたりと大活躍です。

他にもアゴの力が強いのでカシメに使ったりもします。

プライヤーと違って支点がシッカリとしていてガタが無く、正確にカシメたい時や、ズレては行けない場所を掴む時にも向いています。

電気工事屋さんに話を聞いてきましたけど、ペンチが無いと仕事にならないくらい重要なツールのようです。

ニッパーとペンチを同時に持ち歩くのは嫌なので、ペンチの切る機能がむちゃくちゃ役に立つのと、カシメる時にも便利だと言っていました。

 

プライヤーとペンチの大きな違い

プライヤーは柄がしなって力を入れにくいけど、その分アゴの開き具合を変更できるので使い勝手が広いです。

サンデーメカニック向けの工具ツールだとプライヤーを優先的に揃えると良いでしょう。

逆に、電気関係を良く弄るならペンチが有ったほうが捗ります。切る、カシメる、掴む、などの重要なツールとして一つあると便利です。

ちなみに、ペンチは100均のやつでも十分に使えるので、もっと良い物が欲しくなった時にグレードアップしても良いと思います。

 

まとめ

挟み物代表としてプライヤーとペンチの話をしましたが、これら以外にもむちゃくちゃ細分化しているので、ヒマならクニペックスのサイトでも見てみることをオススメします。

挟み物の王様みたいなメーカーなので、工具マニアじゃなくても絶対に満足できるはずです。

僕もたまに1時間くらい眺めることがありますから(笑)。

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