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配線関係をいじる時に絶対に気をつけて欲しい事

車やバイクのカスタムに興味が出てきたら、大体の人は配線にも手を出しますよね。

LEDでピカピカ光らせたり、マイコンを仕込んでお祭り仕様なんて楽しいですから。

でも、配線を触る時は慎重に作業をして下さい。

電気って思っている以上に怖いものなんですよ。

 

配線を触る前に覚えておいて欲しい事

最初に言っておきます。僕はバイクの配線をミスって燃やしたことが有ります。

古いテールランプを新しいテールに交換する時に、説明書が中国語で分からなかったので黒がアースだと思い込んで作業しました。

結果的に、バッテリーからテールランプまでの配線が一直線で火を吹きました

火はすぐに消したし、交換しやすい場所だったので新しい配線を引き直したのですが、これが車だと間違いなく車両火災レベルになっています。

僕はこの出来事を教訓にして、車の配線は最大限注意を払うことにしています。

バイクは・・・どうにでもなるので大丈夫でしょう。でも、振動でギボシがスッポ抜けてショートしたら死んでしまうので、絶対に抜け落ちない施策は必要です。

 

配線を間違えると燃える

萌えじゃないです。燃えですからね。

日本だと赤が+、黒が-、のルールが有りますが、海外だとそんなの関係無いんですね。

一番驚いたのが、ヘッドライトの配線が青、緑、黄色、の三色でした。どれがどれやねん状態。

あとはテールランプで緑、黒、黄色かな。黒が+だったので、普通に配線が燃えましたから。

激安の海外製品は魅力的ですが、電気に疎いなら手を出さない方が懸命です。

バイクならどうにか出来る場合がありますが、車だと手の入らない場所の配線が燃えたりするのでダメージがデカイですよ。

 

バッテリーは痛い

みんな普通にバッテリー周りを素手で触っていますけど、プラスとマイナスを指で触るとバチンッと感電します。

かなり痛いどころか、場合によっては死に至ることも有るそうなので作業用グローブくらいはしておきましょう。

前に、職場でバッテリーの端子をスパナでネジを締めていた時に、どうやらプラスとマイナスをショートさせたみたいでスパナが半分溶けていました。

教訓としてそのスパナはしばらく職場に飾られていたのですが、本当に危険である認識はしておいて下さい。

 

他の機械を壊す

カーオーディオをバッ直にしていてカーナビを壊した、なんて話じゃシャレにならないですよね。

一応、そうならないようにヒューズが必ず付いているんですけど、なぜかヒューズを外している強者がいるんですよ。

これ、誇張でもなんでも無くて、本当にヒューズが邪魔だからって外している人が僕の友人にいて、

コイツはイカれてるぜぇ!!

って本気で思いましたから。

外す理由は人それぞれでしょうけど、コストカットに五月蝿いメーカーが純正で付けているからには何かしら理由があります。

よく考えてから行動するようにして下さい。

僕の友人のカーオーディオがその後すぐにご臨終になったのは、過電流のためだと思っていますが、同時に廃車になったので原因は分からずじまいです。

 

簡単に配線図を引けるようになろう

業者が引くような素晴らしい出来じゃなくても良いので、ラフ図面が引けるくらいにはなっておきましょう。

じゃないと、どこから電気が来てどこへ行くのかが分かっていない状態なので、何か有った時に対処がしにくいです。

トラブルで呼ばれた時に多いのが、どこで問題が起きているのかが分からないというヤツです。

例えばスピーカーなんて、カーオーディオからアンプを通してスピーカーに流れているじゃないですか。

それすらも分かっていないので配線をめちゃくちゃに繋いで、ヒューズが飛んでいるパターンとかでしょうか。

こういう場合は車屋に持って行って欲しいのが本音ですが、僕みたいな素人は元の状態に戻してから一個ずつチェックをしていきます。吐き気がするほど面倒くさいです。

 

分岐はギボシが理想

分岐コネクターを使って分岐させている人をよく見ますけど、なるだけギボシで繋ぐようにしたいですね。

欲を言えばハンダ付けもセットでお願いします。

特に僕のバイクは振動が半端じゃ無いので、バイクの配線に使っているギボシには全部ハンダを流してありますけど、それでも耐久力に疑問があります。

両手で軽く引っ張ってチェックしておきましょう。

また、ギボシにはオスメスがありますが、メスがプラス側に来るようにすると安全度が上がるので、これは手癖にしておくと良いです。車もバイクもボディーアースなので、ショートする可能性があるからです。

 

まとめ

みんカラなどで盛り上がっているので、DIYも最高に盛り上がっています。

なんでもやっちゃえって言うのが僕のモットーなので何でもやっちゃうのですが、最低限、自分のした事に責任が持てるような行動をして下さい。

業者が高いお金を取るのにはそれだけの理由があるので、安易に自分でやれば安いからという理由でDIYに走るのは良くないと思います。

「DIY=楽しい」でスタートして、トラブルになればすぐに車屋に持っていける体制が理想ですね。

とはいっても、やっぱり僕のDIYも節約が大きなウエイトを占めています(汗)。

 

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