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自動車税と重量税に気をつけよう
車を買うときには気がつかないのですが、車が大きくなればなるほど、車にかかる税金も大きくなってきます。
ここでは自動車に関する税金のお話をしましょう。 まずは毎年掛かってくる自動車税からです。
車の排気量で変わる自動車税
毎年4月~5月までの間に来る自動車税の納付書。
なんでこんなに払わなけないのか知りませんけど、かなりの額が来ますよね。
ということで、自動車税について知っておきましょう。
軽自動車は税金も軽い
区分 | 税額 | |
---|---|---|
軽自動車(660cc) | 自家用(乗用) | 7,200 |
業務用(乗用) | 5,500 | |
自家用(貨物) | 4,000 | |
業務用(貨物) | 3,000 |
上の表は軽自動車の自動車税です。
こうしてみると最大でも7200円の支払いで済みます。
業務用車の貨物登録だったら3000円、原チャリと同じレベルの自動車税で大丈夫なんですね。
すごく安いので精神的に楽です。 次に乗用車を見ましょう
乗用車の税金はスゴイ
車種 | 自家用(円) | 営業用(円) | |
---|---|---|---|
排気量 | 1リットル以下 | 29,500 | 7,500 |
1リットル~1.5リットル以下 | 34,500 | 8,500 | |
1.5リットル~2リットル以下 | 39,500 | 9,500 | |
2リットル~2.5リットル以下 | 45,000 | 13,800 | |
2.5リットル~3リットル以下 | 51,000 | 15,700 | |
3リットル~3.5リットル以下 | 58,000 | 17,900 | |
3.5リットル~4リットル以下 | 66,500 | 20,500 | |
4リットル~4.5リットル以下 | 76,500 | 23,600 | |
4.5リットル~6リットル以下 | 88,000 | 27,200 | |
6リットル~ | 111,000 | 40,700 |
エコカー減税などの補助を考慮せずに、そのまま排気量別に出したのが上の表です。
・・・最大で11万円。
まぁ、6リッターオーバーのモンスターには乗らないと思うのですが、それでも最低で3万近く払わなければいけません。
660ccの軽自動車が約7000円、そこを1ccでも超えたら約3万円。 税金ってすごくアバウトなんですね。。。
どういう仕組みになっているの?
自動車税は今年の4月から~翌年の3月までの分が先払いで課税されます。
支払い通知書は4月~5月の間に届くようになっていて、支払期限は5月の31日になります。
遅れると延滞料金を払うはめになるので、なるべく期日通りに支払いましょう。
ちなみに、4月1日時点での所有者に支払い義務があるので、名義変更などの時には気をつけましょう。
個人売買のときには、税金の話でトラブルになることもあるようです。
延滞すると差し押さえ
いくら自動車税だといっても、税金は税金。 滞納すると家財道具などの差し押さえが来ることがあります。
※延滞金の金額地方によって変わりますが、2%~10%の間ぐらいで決められているようです。
納税は国民の義務なので、頑張って収めて下さいね。
重量税の金額もスゴイ
新車購入時にかかって来る重量税と、車検時にかかって来る重量税では金額が変わってきます。
あくまで今回は中古車を買う場合の参考なので、新車時の重量税は必要無いと思いましたが、新車の分だけ無いのは気持ち悪いのでサラッと出します。
重量税を支払うのは車検時なので、お間違いのないようにお願いします。
【新車購入時に掛かる重量税(円)】
車両重量 | 3年自家用 | |||
---|---|---|---|---|
減税無し | エコカー減税 | |||
免税 | 50% | 75% | ||
0.5トン以下 | 12,300 | 0 | 3,700 | 1,800 |
~1トン | 24,600 | 7,500 | 3,700 | |
~1.5トン | 36,900 | 11,200 | 5,600 | |
~2トン | 49,200 | 15,000 | 7,500 | |
~2.5トン | 61,500 | 18,700 | 9,300 | |
~3トン | 73,800 | 22,500 | 11,200 |
最近の車はエコカー減税が付いているので、結構安く収まりますね。
減税がなければ初回の重量税は、2回目以降よりも高くなるの知ってました?
【初回車検時以降に掛かる重量税(円)】
車両重量 | 2年自家用 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
エコカー減税無し | エコカー減税 | ||||||
エコカー | 減税なし | 13年経過 | 18年経過 | 免税 | 50% | 75% | |
0.5トン以下 | 5,000 | 8,200 | 10,800 | 12,600 | 0 | 2,500 | 1,200 |
~1トン | 10,000 | 16,400 | 21,600 | 25,200 | 5,000 | 2,500 | |
~1.5トン | 15,000 | 24,600 | 32,400 | 37,800 | 75,000 | 3,700 | |
~2トン | 20,000 | 32,800 | 43,200 | 50,400 | 10,000 | 5,000 | |
~2.5トン | 25,000 | 41,000 | 54,000 | 63,000 | 12,500 | 6,200 | |
~3トン | 30,000 | 49,200 | 64,800 | 75,600 | 15,000 | 7,500 |
こうしてみるとエコカーの恩恵って大きいですね。
エコカー減税が無くなっても支払いは安い状態をキープしているなんてすごい!
中古車購入時は、こういうところを見落としがちですけど、ちりも積もれば山になるの精神で確認しておきましょう。
減税なしの方の区分を見ていけば分かってもらえると思いますが、区分が切り替わると約8千円上がるのでその差は大きいです。
最初からエコカーを狙うのも1つの手段ですね。
ちなみに新車登録時から13年を超えた車は重量税が上がってくるので注意してください。
むやみやたらに古い車を乗ってもダメということです。
※重量税計算ツールというものもあります。
まとめ
車を買うときは舞い上がってしまって忘れがちになりますけど、税金は持っている車に対してシッカリ払わなければいけません。
計算すれば、自分の税金をどれだけ払わなければいけないのかが分かりますし、ウンザリしてきます。
不意打ちで税金がくると大慌てしてしまうので、何事も少し余裕のあるように生活していきたいですね。