投資用語でキャピタルゲインとインカムゲインという言葉があります。
FPの試験問題でも出てきましたが、一般の方にはあまり馴染みのない言葉ですよね。
今回はキャピタルゲインとインカムゲインの解説です。
キャピタル?インカム?
リーマン・ショックとかアベノミクスで値動きの激しい今、株式が大注目されていますね。株を始めるには良い時代になったんじゃないでしょうか。
私は資産運用以外での株式はオススメしていませんが、余剰資金のある方は楽しそうで良いですね。羨ましいなぁ。。。
というのは置いておいて、株式投資で入ってくるお金には2種類があります。
キャピタルゲイン
株式や不動産などを買った時の値段よりも売った時の値段の方が高かった場合に入ってくる利益の事です。
普通に考えれば当たり前の事ですが、投資の世界ではキャピタルゲインと呼ばれています。
手持ちの株が、買った時の金額よりも大きく値段が上がると、リターンも大きくなりますので、投資をしている人の多くはこの「キャピタルゲイン」に期待していると思いますよ。
【例】株を100円で買って、500円で売れば400円の儲けですよね。この400円の利益がキャピタルゲインです。※手数料等は除く
逆に、損をしてしまった場合はキャピタルロスと言います。
キャピタルロスは教科書などにあまり乗らない言葉なので、使いこなすとちょっとカッコイイです(笑)。
インカムゲイン
インカムゲインは投資資産からの継続的な収入に対して言います。
株式を購入している会社が利益を出した場合、株を買ってくれている人に対して配当金を出します。これがインカムゲインです。
土地やマンションなどの不動産を貸している場合の家賃収入もインカムゲインです。
利息や分配金などの幅広い種類があるのですが、「インカムゲイン」とは安定して継続的に受け取れる収入のことだと思って下さい
株式は配当金だけではなく、株主優待も立派なインカムゲインなので見逃さないで下さいね。
まとめ
- キャピタルゲイン・・・売却利益
- インカムゲイン ・・・継続収入
いかがだったでしょうか。
普通に暮らしていれば、なかなか耳にする機会の無いキャピタルゲインとインカムゲイン。
投資といったらキャピタルゲインだと思い込んでしまう人もいるでしょうけど、インカムゲインの方も捨てたもんじゃないんです。
特に不動産の賃貸収入なんかがいい例ですけど、継続的に安定した収益のほうが、多くの人のニーズに合っていると思いますし、銀行貯金の利息もそれに近いですよね。
あなたの性格にあった運用方法を目指していきましょう。