宅建は国家資格の入り口と呼ばれています。
まさに難しい資格と簡単な資格のちょうど中間に位置していて、資格を受ける人の本気度が試されるわけです。
これから受ける人、もうすでに何度か受けている人も、あなたが本気でやれば受かる試験なので頑張ってください。
宅建の難易度とは
宅建は国家資格の中では「中間」の位置付けですが、一般的なイメージとしては「難しい」です。
難易度の具体的な出し方は、全ての試験問題を受けた人にしか分からないでしょうけど、やっぱり合格率が一つの目安になると思います。
難しい理由を考える
- 30万人中、上位17%に入らなければいけない。
- 一年に一回しか試験が無い。
上位17%ということは6分の1しか受からないということです。つまり、30人のグループがあるとすればその中で選ばれし5人だけが資格を手にすることができるのです。
また、1年に一回しか試験が無く、同程度の難易度と言われるFP2級の年3回と比べれば、試験一回あたりの重みが変わってきます。
簡単な理由を考える
- 宅建専門の資格学校があり、専門家による試験対策が取られている。
- 4肢択一問題なのでマグレ当たりが狙える。
- 独学で受かる人間がいるレベルの試験
宅建は受験者数が30万人を超える資格試験なので、資格の専門学校もパイが大きく稼ぎ頭になっています。なので、宅建の資格試験専門の専門家が日夜研究し続けていて、各専門学校がライバル同士になりシノギを削っています。
さらに試験問題は4肢択一なので、解答の幅が決まっていて点を取りやすくなっています。運が良ければエンピツを転がして合格を狙うことも可能です。
宅建の難易度からは想像しにくいのですが、独学で受かっている私みたいな人間もいます。30人中の上位5人、今考えると恐ろしいですね。
意気込みだけじゃ続かない
宅建試験は、やるだけやってみるか・・・・・・みたいなノリの人間だと間違いなく挫折します。なんでかって、そこまで甘い内容では決して無いからです。
私は10ヶ月前から勉強し始めましたが、かなり追い込まれました。独学で余裕を持って勉強するなら1年は必要かなって思っています。
受かった時の目標も有ったほうがやる気が出てきていいんじゃないかなって思いますよ。友達は受かったら結婚するって言っていました。普通に落ちてましたけど。。。
モチベーションが下がる
宅建に限らず、勉強していて必ずぶち当たってくる最初の壁がモチベーションです。
良くモチベーションが下がるといった言葉を聞きますが、私も例外なくモチベーションを保つのに苦労しました。身の回りの環境に引っ張られてしまうので、今週は飲み会があったから勉強時間少なめとか、家族との時間が大事だとか言っていたら中途半端に時間だけが過ぎていきます。
やり続けるコツ
私がモチベーションを底上げできたのは、スマホからゲームを全て削除したことと、スマホアプリは宅建の問題集のみにしたことです。
宅建の問題集は無料のアプリがたくさん出ているので、そちらで勉強してみてください。スキマ時間を有効に使うことが出来るので、ちょっとした空き時間にも1、2問できてしまいます。積み重なると馬鹿にできないくらい進んでいるので、スマホの人はぜひ入れておきましょう。
※たまに問題解説が間違っているところがあるのですが、無料なので目をつぶって報告だけしておきましょう。
失敗しないためにも
一年に一回しかない資格試験なので、落とすと一年勉強したことが無駄になります。がむしゃらに勉強することで来年の時間を手に入れていると思えば、今日頑張ることは苦にならないと思いませんか?
1ヶ月勉強することに慣れれば、あとは惰性でなんとか勉強が続きます。まずは1ヶ月だけでも毎日机に向かって参考書を読みましょう。ちなみに、私はソファーに寝っ転がって読んでいました。姿勢はどうでもいいのです(笑)。
あなたは涙が出ますか?
昔、親戚のおっさんに言われた言葉なんですが
「真剣に頑張った奴は負ければ涙が出る」
これがずっと頭の片隅に残っていて、何かをするときは悔し涙が自然に出るくらい打ち込むことにしています。
負けて悔しいというのも有りますけど、最後まで走りきれなかった自分に言い訳をするのが嫌なのでずっと頑張り続けています。