日本人が大好きな宝くじ。
古くは鎌倉時代から存在していたとされていて、我々のDNAにも深く浸透しています。
いつかは一等をあてて裕福な暮らしをしたい。
そう思っていますよね。
宝くじをまだ買いますか?
宝くじは、総務大臣の許可をうけた地方自治体が主体となって発売しています。
といっても、地方自治体は直接販売しないので、銀行に委託して販売してもらっています。
販売をまかされた銀行は、宝くじの図柄を選ぶところから、当選番号の発表、それにともなう当選金額の支払いまで全てをプロデュースします。
あくまで発売元は地方自治体というスタンスですね。
⇒「参考:宝くじ公式サイト」
宝くじの種類
- ジャンボ宝くじ
- ロト
- ナンバーズ
我が国には宝くじの種類がいくつかありますが、中でも一年の締めくくりに行われる年末ジャンボ宝くじは誰もが買っているのではないでしょうか。
簡単に当たるようなイメージがありますが、実際の確立がどれくらいか知っていますか?
ジャンボ宝くじの当選確立
- ナンバーズ3:1/999
- ナンバーズ4:1/9,999
- ミニロト:1/17万
- ロト6:1/600万
- ジャンボ宝くじ:1/1000万
- 年末ジャンボ宝くじ: 1/2000万
どうですか?
一番当たりやすいナンバーズ3でも約1 / 1,000もあるんですね。年末ジャンボになったら恐ろしいくらい確立が低いです。
とうぜん、当選金額に応じて確立が決まっているので、高額当選になればなるほど確立が跳ね上がります。
当たるまでにいくら必要か
ということで確立が分かればあとは計算するだけです。
一番当選確率の高いナンバーズ3で一口200円なので、200円x1000=200,000円になります。
つまり、一等を当てようと思えば20万円必要になるというわけです。
でも歴代の当選金額で20万円を超えたのは6回だけです。
そんなの当たり前と思われるかも知れませんが、こうなるとれっきとしたギャンブルです。
勝てないのに、高額当選で射幸心を煽って買わせるのですから。
ジャンボ宝くじはまだヒドい!
一枚300円の年末ジャンボだと、2000万分の1でしょう。
なので300円x2000万=600,000万円
60億円もかけて当たるのはたった3億円です。
・・・。
規模が違いすぎるので分かりにくいのかもしれませんが、
60万円のバッグを買ったのに、質屋で3万円の買い取りになってしまったら損した気持ちになりませんか?
そんなイメージの話です。
20分の1ですよ。300円買ったら、そのうちの60円が帰ってくる仕組みです。240円は天下り集団に寄付しているのです。
それでも宝くじを買いますか?
「夢を見れるから良い。」
そう思って宝くじを買っている方も多いでしょう。
ただし、友人でもいるのですが生活費を削ってまで宝くじを買っても意味が無いです。
当選確率のマジックに完全にハマっています。国がやっているから大丈夫という言葉を良く聞くのですが、大丈夫の根拠がありません。
およそ一般的な運しか持っていない人間の元には幸運の女神は舞い降りないようになっています。
夢を見るなとは言いませんが、確実に搾取されているのは覚えておきましょう。