高く売りたい気持ちはあっても、業者がまったく取り合ってくれない場合があります。
アホみたいに人気がある車の陰で、どこの業者でもあまり高く査定を出してくれない不
人気車種もあるわけです。
というわけで、今回は安く買い叩かれる車の特徴をご紹介しましょう!
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高く売れない可哀想な車たち
「買った時は相当高かったのに、売る時は二束三文。」
これ、よく聞く話ですよね。
なぜかっていうと、買取業者の方も商売でやっているので、売れない車を高く買い取れないんですね。
あなたがその値段に納得していなくても、車買取には基準価格というものがあるので、裏であくどい事をされていない限りは、その査定は本質を突いたものである可能性が非常に高いです。
つまり、どういうことかというと、
車を買い取った値段+買取店の利益=中古車販売価格
になるわけです。
なので中古車販売価格が低いのに、高く車を買い取ってしまえば最悪業者が赤字になってしまうんです。
だから不人気車種などは高く査定がつかないんですよね。
ちなみに安い車って何なの?
じつは不人気車種以外にも、安く買い叩かれることはあります。
- 修復歴有りの事故車
- 水没車・冠水車(水に使ったことのある車)
- メーター戻し車(走行距離を弄っている)
- 過走行・多走行車(走り過ぎ)
- 年式が古い(ビンテージは除く)
- キズが多い車
- 不人気色(ボディカラーが赤や黄色など)
事故車や冠水車、メーター戻し車両なんかは、安くなる理由が分かりますね。
キズが多い車なんて直してしまえばいいじゃないって思うけど、塗り直しって事故車扱いになったりするんですよ。
基本的には、みんなが買いたくないなぁと思うような車は、査定が低くなります。
買い叩かれないようにするには
買取業者だって人間です。
いくら安く買いたいからって、相場以下の値段で足元をみて買い叩くようなマネはしたくないはず。
最近では業者間オークションもあるので、全国各地の査定額も標準的になってきましたしね。
でも、どうしても査定額を低くせざるを得ない状況があるんです。
水没車や過走行車などはしょうがないところがありますけど、せめて車を買うときに「不人気色」は避けるようにしましょう。
- 黒(ブラック)
- 白(ホワイト)
- 銀(シルバー)
人気のある色は上記の3色なので、とくに理由が限りはこの中から選ぶようにして下さい。
中でも黒と白は人気が高くリセールバリューが良いのでオススメです!
他にも出来ること
キズが多いというの、自分でなんとかできる可能性があります。
小キズぐらいなら、査定前に洗車してからコンパウンドで磨いておきましょう。
意外に、洗車や車内清掃は査定額に響くので忘れないようにしておきたいですね。
大事に使ってきたという証拠を見せるのが大事です。
人気車種は高く売れる!
世間一般に人気のある車は、買取店側が多少利益を落としても高く買い取ってくれる可能性があります。
なぜなら、すぐに売れるので在庫にならなくて済むから。
車って大きいのでかなりスペースを取ります。
ずっと倉庫に寝かせておくわけにもいかないので、すぐに売れる(回転が早い)人気車種に限ってはガンガン仕入れても問題無いわけです。
なので買うときは、多少高くても人気車種を買うようにすると、売るときにも高く売れることが多いです。
たまに想定外の事態が起きて、査定価格が著しく下がるので過信は禁物ですよ。
※三菱自動車偽装問題など。
不具合を隠して売ると後から怒られる!?
事故車やメーター戻し車、水没車などを隠して売ると、あとで買取店からクレームが来るといった話を聞いたことがあります。
でも、それってどうなんでしょう。
向こうは車買取のプロです。
それをわざわざ
「僕の仕事が間違っていたのでお金を返して下さい。」
なんて言う恥知らずなマネをするでしょうか?
基本的には、そういう不具合は全て買取査定のときに見つかってしまいます。
査定人のプライドにかけて見つけにくるでしょうから、査定の時に見つからなければ、それは大した不具合では無いと思って大丈夫です。
なので、その点は安心して下さい。
向こうはプロです。
まとめ
車を売るときってドキドキしますけど、最初に減点ポイントが分かっていれば心強いですよね。
買い叩くといったらイメージが悪く聞こえます。
でも、どうしても値段がつかない車は多々ありますから。
そういう時は、探すのが大変ですが、専門の業者へお願いするといい結果に終わることもあります。
大事な愛車だからこそ、最後まで愛情を注いであげて下さい。