ドライバーの良し悪し
工具の中でもドライバーという名前を知らない人は居てないと思います。DIYをするなら必須工具として、絶対にこだわって欲しい一品でも有ります。
簡単な木工細工ならドライバー一本あれば作ることも出来ますからね。
例えば、棚とか机なんか、ホームセンターで木を切って貰えば、あとは木ねじを締めていくだけで仕上がりますし。
ということで一見すると超ベンリなドライバーですが、選び方を間違えると面倒くさいコトになるので、私が厳選した間違いのないドライバーの選び方を紹介します。
プラスドライバーの選び方
プラスドライバーは日常的な用途で分けるなら、3種類に分かれます。
- #1(細い)
- #2(一般的)
- #3(太い)
ホームセンターでドライバーをジッと見つめていると、このようにドライバーの番手が書かれているのに気がつくはずです。
基本的にセット工具を買うことをオススメしますが、余裕が無い時は#2から揃えて行くと使い勝手が良いんじゃないかと思います。
大きい番手を小さいドライバーで締めると舐めますが、逆は回すことすら出来ません。
慣れるとネジの頭を見ただけで番手が分かるようになります。
国内に流通しているネジの9割はプラスネジなので、プラスドライバーだけは良い物を買って下さい。
少々高くても元が取れるのがプラスドライバーです。
マイナスドライバーの選び方
プラスドライバーと違って、あまり出番が有りません。どっちかと言うたら脇役です。切ない。
マイナスドライバーも番手が有るんですけど、ぶっちゃけそんなに気にしなくても大丈夫です。
経験上、マイナスネジが舐めることはほぼ無いです。
むしろ、プラスネジが舐めた時に貫通ドライバーでガンガン叩き込んで外すことのほうが多いですね。
本来の役目よりも、外道的な扱いの不遇な工具です。
ということで、サイズはなんでもいいので貫通のマイナスドライバーを一本買っておくと捗り(はかどり)ます。
実際ドライバーを買うなら何を選ぶべき?
ドライバーを買うなら、
国内ならベッセル
国外ならVERA(ヴェラ)や、PB(ピービー)
というメーカーがおすすめです。
ベッセル
ベッセルはドライバーの老舗で、色々なメーカーのドライバーをOEMで作っている実績があります。
日本のメーカーらしく、質実剛健で当たり外れが無いのが特徴ですね。
何を買うか迷ったらベッセルを買っておけば絶対に間違いないです。使いやすさも最強クラスですから。
VERA(ヴェラ)
VERAはドイツの老舗工具メーカーです。
ネジの食い付きっぷりに定評が有って、独自の先端加工のおかげで逆さにしても落ちないという驚異的な食い付き能力を発揮します。
つまり適当に締めても舐めにくいってことです。
持ち手の部分もエルゴノミクス(人間工学)デザインによって、持ちやすく疲れにくい形になっています。
独特の色使いと、見た目で一発でVERAだと分かります。ちょっと高いのが難点かな。
PB(ピービー)スイスツールズ
めっちゃ名前にスイスって入ってますけど、スイスのメーカーです。
正直な話、一回も使ったことが無いです。だって臭いもん。。。
使いやすいんだけど臭い・・・そんな感じの微妙なポジションですが、ファンもめっちゃ多いです。匂いフェチも!?
ベッセルを卒業した人向けですね。けっこう高いので使う前には色んな覚悟が必要です。
日曜大工の為に購入するなら、明らかにオーバースペックですが、一生物になりそうですね。
本当にオススメのドライバーはコレだ!
日曜大工やDIYで使うのなら、VERAのビットドライバーが使いやすいです。
私はムダに色々と揃えましたが、友人の持っているビット型ドライバーを一度使ってからやられました。
先端を取り替えるだけでスムーズに作業が進んで、毎回ドライバー探していたのがウソのようにコンパクトに収まっているんです。
交換用ビットも普通に売っているし、逆に、電動ドライバーなどのビットとして使うことも出来ますし。
初期投資がかさむので万人向けでは無いですが、余裕があるなら一度考えて見てはどうでしょうか。