幸せ~ってなんだっけ?
硬い工具があるコトさ。
カチカチとフニャフニャ
鉄に焼入れをすると固くなるコトを知っている人はたくさんいますが、焼入れ硬さに違いがあることを知っている人はどれくらいいるのでしょう。
硬さの表示方法はショアー、ブリネル、ロックウェル、ビッカースと計測機械によって違います。
硬さを測るためだけになんでこんなに種類が必要やねんって思いますけど、図面指定とかあってけっこう面倒くさいのです。
でも、高価な計測機器を使わなくても家庭で簡単に硬度を測る方法もあります。
硬度ヤスリというヤスリ
私の会社では、普通のヤスリの代わりに使われていました。(笑)
持ち手がカラフルでいいなぁと思っていましたが、本来の用途を知ってビックリ。値段を知って二度ビックリしましたよ。
会社にも各種硬度測定器がありますが、どれもいい値段がするので、こんなに安く硬度を調べる方法があるとは思いませんでした。
硬度ヤスリを使えば簡単に硬度を調べることが出来ます。
使い方もいたって簡単で、硬い方のヤスリから順番に対象物を擦っていって、キズがつけばそのヤスリの指定硬度ぐらいということになります。
本格的な測定ではないので細かい値は出ませんが、それでも近いトコロを知ることが出来ます。
これを使えばあなたの工具に焼きが入っているかどうかを調べる事もできます。意外に100均の工具なんかが硬かったりするのかも知れないですね。
地金で検査することが前提なので、メッキやサビ、黒皮なんかは除去したほうがいいみたいです。メッキの硬度を調べるのも楽しそうですけど。
手軽に硬さを調べる方法
火花試験という方法もあります。サンダーで対象物を削って出た時の火花の飛び方で硬さを見る方法です。
慣れるまで時間が掛かります。私はいまだになんとなく程度しか分かりません。。。
※火花試験では硬さを知ることは出来ないみたいです。硬ければ火花が遠くに飛ぶような気がしたのですが記憶違いでした。すいません。
金属の中の炭素量は見ることが出来るので、ss400とS45Cの違いくらいなら普通に分かります。
硬さを調べて何になるの?
もうね、究極の自己満足だと思います。
ソケットを各メーカー別に硬度チェックなんてしたら最高に楽しいでしょうね。老後の楽しみにとっておきます。
だれかが纏めてくれないかなぁ。(チラ見