トルクレンチって必須工具だと思っている人と、全然使わない人がいますよね。
そうやって必要派と、必要無い派に分かれるのか考えてました。
トルクレンチが必要か否か
トルクレンチ、それはトルクが測れるレンチ。
さて、このトルクレンチ。あなたはどこに使いますか?
ちょっと僕が普段使いそうな場所を書き上げていきますね。
車のホイール
車っていうのは100キロ以上出したりするので、ホイールが走行中に外れたら非常に危険です。
ということは、命を守るという意味でトルクレンチは必須ですね。
どうしてもトルクレンチが無いけどホイールを外す必要が出てきたら、素直にお店へGOします。
だって、命はお金で買えないわけですが、安全はお金で買えちゃうんですよ。
タイヤ交換やローテーションの時に体重を掛けて締めている人がたまにいますが、それでハブボルトをへし折った瞬間を見た事があるのでオススメしません。
バイクのホイール
バイクのホイールって車と違って、シャフトにナット一個で止まっていますよね。
例えクラウンナットに割りピンを入れていたとしても、オーバートルクで締めすぎている可能性も有るわけです。
そうなると、走行中の振動でネットから先がポロッと落ちてしまうので超危険です。
車よりもバイクのほうが簡単そうに見えますけど、実はあんなに小さなナット一つ命をかけて走っている事を思い出しましょう。
ちょっとしたタイヤ交換でも素直にお店に持って行きましょう。
中が良ければ、増し締めだけでもお願いできるかもね。
車のシャーシ廻り
ホイール以外の足回りの事ですよ。
僕は、正直面倒くさいので使わない事のほうが多いですけど、それでもちゃんとした方がいいに決まっています。
なぜかって、シャーシ廻りのネジが緩んだり落ちたりしても分からないからです。
毎日足回りを眺めている変態であれば別ですけども。
車の内装
シートを取り外した時などに、わざわざトルクレンチを使っていた友人がいましたが、まったく必要無いと思います。
特にその時はデッドニング後だったので振動も少なくなるじゃんと思いましたけど、納得出来なかったんでしょうね。
車の内装関連って自動車工場でもインパクトで締めたら終わりでしょ。
バイクの外装
僕のバイクは振動がスゴイので、基本的にネジロックで止めまくっているんですけど。
やっぱり飛んで行ったら嫌なものは、トルク管理よりも緩み対策が必要ですね。
バイクのナンバーが飛んでいった時に絶望しましたもん。
ということで
長くなりましたけど、僕の中での使い分けっていうのが分かってもらえたと思います。
バイクに載ることも多く、基本的に作戦を「いのちだいじに」で行動しているんですよ。
かけがえの無い命を守ってくれるトルクレンチは素晴らしいなぁ。