エコドライブっ!!
なんとなくいっていることは分かりますが、じゃあエコ運転を実践してくれと言われると、どんな運転だっけ?と悩むことになると思います。
荒っぽい運転で、ガンガンアクセルを踏み込んでガソリンを使ってもったいないの分かっているけど、それ以外で思いつかない。
もしくは、エコドライブをしているつもりなのに全然燃費が良くならない。
そういう人のために、今回はすぐに実践できるエコドライブのコツを紹介します。
Contents
エコドライブのコツ
慌てない、騒がない、ゆっくりと運転する。
実際に、こんなジジババのような教訓だけで、かなり燃費向上につながります。
余裕のない運転をしているとふいに事故を起こしたりするので、自動車教習所で習ったカメのような運転が一番良いのです。
でも、それだけだと面白くないですからね。
基本的なエコドライブのポイントを覚えて、自分の運転に生かしてください。
急加速・急ブレーキはダメだよ
急加速ってどれぐらいが急加速やねんって分からない人いますよね。
個人的には、助手席に乗っている人がジュースを飲んでいても大丈夫なぐらいの発進が理想です。
もしくは助手席で5才ぐらいの子どもが寝ている事を想像して下さい。
起こさないようにソロソロと発進すると思います。
それがエコドライブの発進のコツです。
ブレーキを踏まない
じつは、走行中の車間距離を大きくとればブレーキを踏む回数が極端に減ります。
たまに前の車に接触するんじゃないかってぐらいカツカツで車間距離を詰めている車もいますけど、燃費どころか、交通渋滞の原因にもなったりするので1つも良いことが無いのです。
ブレーキを踏まないというのは、危険な状況でブレーキをしないわけではなく、ブレーキを踏む状況を作らないということです。
ただ、車間距離を取ると割り込み車が入ってくるので、渋滞では避けた方がいいでしょう。
ケースバイケースで実践して下さい。
エンジンブレーキは優秀な子
車の走行中限定の話になりますが、アクセルから足を離してエンジンブレーキが掛かっている状態であれば、燃料の噴射が止まる仕組みになっています。
停車中、アイドリングではないので注意して下さい。 長い坂道を下るときなどは意識的に使うと効果バツグンです。
とくにハイブリッドカーだと充電まで一緒にできるので、めちゃくちゃオトクです。
アイドリングはしない
スーパーの駐車場などでアイドリングしたまま、奥さんの買い物を待っている人がいますが、完全にガソリンの無駄です。
コンビニに入るちょっとした瞬間はエンジンを切るのが勿体無いような気もします。
でも暖機運転以外でアイドリングしていて良いことは無いので、駐車するときはエンジンを切りましょう。
運転中のアイドリングストップも節約効果があるようですが、こちらは安全面に影響があるので止めておいたほうが無難です。
一定の速度を保つ
渋滞でストップアンドゴーを繰り返していると驚くほど燃費が悪くなりますが、これの逆で、走り始めたら一定の速度を保ち続けると燃費がものすごく良くなります。
山道でクネクネ峠を走っているときは無理ですが、なるべく平坦な道を平坦なスピードで走ることで燃費向上に役立ちます。
渋滞を避けて遠回りして帰ったり、信号のない道路を走ったりするのも良いですね。
高速道路で100km巡航なども効果がありますので、クルーズコントロールが付いている車なら積極的に使ってみましょう。
追い越し運転は止める
前の車がモタモタ走っているとイライラしますよね。
どこかでビューンっと追い越したい!
でも追い越しって急加速しなければいけないので、かなりガソリンを使ってしまいます。
それよりも一緒になってモタモタ走っているほうがエコドライブになって良いですね。
急いでいる時は別ですが、たまには遅い人にペースを合わせて走るのも新しい発見があって楽しいですよ。
燃費の良いスピードって何km?
車はスピードを出せば出すほど燃費が悪くなるわけではなく、ある一定のスピードを超えたら燃費が悪くなります。
目安としては、大体50~80kmほどが燃費の良いスピード帯だと言われています。
エンジンの動力性能やギア比と、車の空気抵抗がちょうどバランスを取れているスピードということです。
荷物を減らそう
休日でも無いのにゴルフバッグを乗せっぱなし。
あるあるです。
大きな車になればなるほど、テント道具などの荷物がたくさん乗っているケースが増えてきますが、車重が増えると燃費に悪いので、荷物はできるだけ降ろしましょう。
例えば50キロの荷物が乗っていると、1人余分に乗せているのと同じことになりますからね。
ルーフボックスは燃費に悪い
ルーフボックスを付けっぱなしにしている人がいますが、空気抵抗が恐ろしく増えるので余裕があれば降ろした方が良いです。
ルーフキャリアも高速道路を多用する人なら、相当な空気抵抗になっているので外しておきましょう。
物にもよりますが、これだけでリッター2キロ以上変わることもあります。
エアコンを止める
エアコンは車の機能の中で一番ガソリンを使います。
特に冷房っ!!
夏場、キンキンに冷房が効いた車に飛び込むと気持ちがいいですが、たまには冷房を止めて、窓をあけ放って風を感じましょう。
手動のエアコンだと、たまに外気取り入れのままで冷房をかける人がいますが、内部循環にすることでエアコンの効きがよくなります。
オートエアコンなら勝手に設定されるんですけどね。
ちなみに暖房はそこまでガソリンを使わないので、積極的に使っても冷房ほどガソリンは使いません。
窓を閉めると燃費アップ
先程、冷房を使うよりも窓を開けようといいました。
でも、本来なら走行中は窓を閉めているほうが空気抵抗が減るのでエコなのです。
高速道路で窓をあけると、轟々と音がなるので空気抵抗が増えたのがわかりやすいですね。
窓を閉める<窓を開ける<冷房を使う
燃費が悪くなる順番はコレです!
ゲーム感覚でエコドラ
最近の車だと、燃費計(燃費メーター)がついていますよね。
なので、どこまで燃費を伸ばせるのかゲーム感覚で取り組んで見るのもいいと思います。
「本日の燃費~○○km!」
なんてSNSで呟いて、同じ車種に乗っている人と勝負したりするのも楽しそうですね。
小ネタ
車重が重ければ燃費も悪くなります。
なので体重の重い人は、痩せた分だけ燃料を節約できることになります。
普段ならダイエットに身が入らなくても、エコドライブの一部だと思うとダイエットに力が入りませんか?
「・・・ダイエットなんてしたくない。」
そうですか。。。
まとめ
エコドライブはゆっくり運転するのが基本なので、安全運転にもつながります。
あまり燃費燃費いっていてもしょうがないとは思いますが、ガソリン代の高騰で節約志向が高まっている昨今。
少しぐらいは燃費向上を考えても良い頃ではないでしょうか。
ということで、すぐに実践できるエコドライブのコツでした。