ラチェットハンドルはなんでもいい。
普通は上の画像のような、ラチェットハンドルとソケットの二つを合わせて使いますが、
初心者の場合、ラチェットハンドルはぶっちゃけると何でもいいんです。
最近の中国製は作りがいいので、1000円ぐらの安物で十分使えます。
高いやつは質感やクリック感が別物ですが。
種類が有りすぎて、何から揃えれば・・・。
コレ、本当に種類有りすぎて困りますね。
まず、最初に迷うのがミリとインチです。
日本での流通規格はミリです。ハーレーとか外車ならインチですが、
よく分からないなら、ミリとインチが両方入ったセット物も有ります。
もう一個よく分からないサイズがあるんですけど。
アダプターの差込口もサイズが有ります。
ラチェットハンドルとソケットレンチの結合部分のコトです。
8/3sq、または9.5sq (両方同じです)が真ん中のサイズなので、
最初に買うときはこのサイズを買っておけば間違いないです。
ジョイントを使えば別サイズも使えるので、そこまで気にしなくてもいいです。
セット買いよりもバラ売り?
個人的な意見を言わせていただくと、
ソケットなんて、使うサイズがほぼ決まっています。
持っていないサイズが必要になったら、都度ホームセンターで
KTC、TONEあたりのバラ売りを買うのが一番オススメです。
間違ってもホームセンターのプライベートブランドのやつは
買ってはいけません。ボルトの頭が知らない間に無くなります(笑)
安物買いの銭失いになりかねません。
毎回買いに行くのが面倒くさいという人は。
ネット通販に抵抗が無いのであれば、ネットで買いましょう。
ホームセンターや、工具屋の半額以下で買えます。
スナップオンやPBみたいな海外メーカーだと、
eBayという海外版のヤフオクで安く買えてしまいます。
ペイパルというカード決済への登録が面倒くさいですが、
かなり安いので転売で稼いでいる人もたくさんいますね。
楽天やAmazonでも安く売っていますけど、
セットで買うなら楽天がいいと思います。
楽天で買う場合、最初に買うブランドを決めていないと
変な中国製品を買ってしまうことがあります。
写真だとよく見えるんですよね(笑)
ソケットでオススメのメーカーは?
これ、昔から定評のあるメーカーがありまして、
山下工業研究所という日本の会社が出している
KOKEN(コーケン)を買っておけば間違い無しです。
OEMで某メーカーに供給していたことも有ります。
実際に私が働いていた工場ではソケットが全部コーケンでしたので
そのすごい実力はよく知っています。
毎日8時間以上インパクトで締め続けても余裕で1年以上持ちます。
サンデーメカニックなら一回買えば一生モノだと思うし(無くさない限り)
工具に詳しい人からも一目置かれてしまう・・・かもしれません。
高いソケットって何が違うの?
すごく長くなってしまうのでザックリとですが、
まず、使っている素材が違います。
一口に鉄といっても、種類がめちゃくちゃ豊富なのですが、
その中でもかなりいい素材を使っています。
使用用途に対しては、ちょっとオーバースペック気味ですかね。
ステンレスは粘りが無くソケットに向いていないので、出回って無いです。
(すいません、TONEから出ていました。)
あとはメッキの違いも有りますね。
メッキも一口にメッキといっても種類がたくさんあります。
メッキは詳しくないのですが、同じクロムメッキでも
工場によって差が出るみたいなので、品質を求めると値段に出るんでしょう。
KTC最高峰のネプロスはピカピカですが、使いやすさは・・・。
最後に、一番大事なのは、使い心地だと思います。
どんないい素材を使ってて、きれいなメッキでも、
肝心の使い心地が駄目なら駄目ツールですよね。
この使い心地に関しては、各社シノギを削って頑張っているところなので、
ネット上の口コミや評判も参考にしてみてください。
意外にMIXIの職人系のコミュニティが情報が多くて馬鹿にできないです。
泥沼の入り口はここから。
収集癖をお持ちの人にとっては最高の入り口です。
ヤフオクや、eBayなんかをサーッと見ているだけで
「えっ!?もう2時間もたってるじゃん!!」
なんてことも珍しく無いです。
調べれば調べるほどハマってしまうので、
ほどほどにしておいて下さい。
だって、普段使うソケットなんて決まっているでしょ?(笑)
必須工具その1【ドライバー】
必須工具その2【ソケットレンチ】
必須工具その3【プライヤー】
必須工具その4【モンキーレンチ】
必須工具その5【スパナ】
必須工具その6【六角レンチ】
必須工具その7【工具箱】