キャンプ雑誌を読んだりしていると、行きたい気持ちがメラメラと燃え上がってきますよね。
今回は初心者キャンパーさんへ向けた記事です。
こんな感じで一日が流れるんだよ~という内容になっていますよ。
Contents
とあるファミリーキャンパーの一日
行ってみましょう!
7:00・起床
ノソノソと布団から這い出る。昨日飲み過ぎたせいで頭が重い。
やけに子供たちが騒いでいる。
そうか、今日は家族でキャンプに出かける日だったか。余計なコトを言うんじゃなかったと先日の自分を呪う。
7:30・準備
そういえば準備だけは万端のようだ。前日から念入りにチェックしていただけあって、持ち物はすべて揃っている。
おっと、寝る時のパジャマが無いじゃないか。
熱いコーヒーを一息に流し込んだので、喉が焼けるようだ。呻きながら着替えをバッグに押しこむ。
子供たちもそれぞれ自分のバッグを持ってくるように促す。自分の荷物は自分で用意するのが我が家のルールだ。
8:30・出発
ダラダラと準備をしていたらこんな時間になってしまった。でも問題はない。
こんなこともあろうかと、今回は近場のキャンプ場を予約している。
やけに多い荷物と五月蠅い家族を愛車に詰め込んだら、いよいよ出発だ。
9:30・到着
途中でコンビニに行ったせいで到着時間に少し遅れがでた。
家族みんな満場一致で、どうしてもソフトクリームが食べたくなったのだからしょうがない。
駐車場に車を止めて、キャンプ場の受付で登録をすませる。
9:40・テントの設置
キャンプ場にはすでに先客が何人か来ている。他にもテントを畳んで帰る準備をしている家族もいて慌ただしい。
さて、我が家はゆっくり荷物を持ち込んで、アウトドアチェアとテーブルを出しておこう。
子供たちのオヤツを準備しておくのがさっさとテントを広げてしまうコツだ。
12:00・昼食準備
子供たちはどこかに遊びにいってしまった。静かでいいなぁと、火を起こし始めるが中々火が点かない。
スマホで検索しようと思ったが、山の中なので電波が無い。グーグル無しで生きていくのは辛いカラダになっていたことを改めて思い知らされる。
そうだ、これはサバイバルなんだ、と思うとすごく楽しい。火は点かない。
13:00・湯を沸かす
なんとか火を起こすことができたので、試しにお湯を沸かしてみる。昼ゴハンは簡単にカップラーメンにしよう。
大自然の中でカップラーメンを食べると、なぜこんなにも美味しいのだろう。子供たちも一人前をペロリと平らげて満足そうだ。
そのまま、一息つく間もなく遊びに行ってしまった。元気で羨ましい。
15:00・物思いにふける
暇だ・・・やることが無い。本でも持ってきておけばよかった。
子供たちは余っていたペグを使っての穴掘りに夢中になっている。
何が彼らをそこまで夢中にさせるのだろう。少しやってみたけど大人のやることではないと再認識。
そうだ、夜のために焚き木を拾いに行こう。
16:00・山盛りの焚き木
山に設置されている遊歩道を子供たちと歩いているだけで、山盛りの焚き木が手に入った。
しかし、いまだに焚き木の適量がよく分からない。
足りないよりは多いほうがいいだろうということにしておこう。夜が楽しみだ。
17:00・夕食準備
周りのキャンパー達はまだゆっくりしているけど、ウチは初心者キャンパーなので、そろそろ食事の準備をしようと思う。
それにしてもこのキャンプ場、周りに何もないせいで時間が立つのが信じられないほど遅い。
せめてアスレチックや遊具ぐらいはあって欲しかった。
次回はキャンプ場に遊具があるかどうかのチェックもしなければ、と心に誓う。
18:30・夕食
夕食準備といいつつ、BBQの準備なんてあっという間に終わってしまう。
火の点いた炭を見ながらボーっとしていたら家族から夜ご飯の催促をされる。
あれ?もうこんな時間なのか。山の時間にカラダが馴染んできたのかな。
20:30・キャンプファイアー
子供たちが楽しみにしていたキャンプファイアーを実演する。
ヤグラを組んで火をつけると、メラメラと炎が立ち上る。
花火みたいに派手な演出は無いけど、火が付いているだけで子供たちは大はしゃぎだ。たまに飛んで来る火の粉も嬉しくてしょうがないらしい。
火遊びをさせると、おねしょをするかもしれないと不安になる。
21:00・子供寝る
さすがに興奮して寝付きは悪かったけど、ようやく子供たちはぐっすり夢のなかへ。
寝ている時はマジ天使。
嫁さんと二人で二度目のキャンプファイアーを楽しむ。今度は小さめの炎にして大人の時間を楽しもう。
シャンパンでもあれば言うことがないね。
23:00・大人も寝る
アウトドアというのも良いもんだなぁとシミジミ思う。
ふとした瞬間に訪れる静寂に、虫の音が響く。
それが会話の絶妙なスパイスになり、ついついこんな時間まで嫁さんと雑談してしまった。
何気ない会話なんて本当に久しぶり。少しお酒が進みすぎたみたいで足元がふらつく。ちょっと早めに寝袋へIN。
4:30・子供起床
ありえない。マジでありえない。子供たちの遊ぶ声で目が覚めたらまだ4時半だって。
さすがに寝ているであろう他のキャンパーさんたちに迷惑だから静かにするように注意する。
起きてしまったのはしょうがないから、早朝の散歩でもしようか。空気が澄んでいてやけにウマイ。
6:00・嫁さん起床
ありえない。二回目。あれだけ子供が騒いでいたにも関わらず嫁さんは全然起きてこなかった。
その図太さを尊敬しております。
7:00・朝ゴハン
昨日あれだけ手こずった火起こしも、消し炭があるからすごく早い。
持ってきたコッペパンに焼きウインナーを挟んでホットドッグを作ろう。
すごく美味しい!ウチで食べるのよりも100倍美味しい!
コーヒーも奮発して高級ドリップを使ったので、最高だ。
ついでに昨日のBBQの残り肉も焼いて食べる。
うっぷ・・・朝から肉は胃に重い。
9:00・キャンプ場出発
朝露に濡れたテントを乾かしつつ、残りの荷物を車へ積み込む。
テントも程よく乾いたらキレイに畳んで次回へ備えよう。キャンプ場の受付に管理票を返却してキャンプ場を後にする。
さよなら、楽しかったよ。
10:00・帰宅
懐かしい我が家に到着。
会いたかったよ。やっぱり家が一番落ち着くんだよなぁ、なんて言いながら荷物を片付け終えて、少しお昼寝。
子供たちはすでに遊びに出かけている。
子供の体力ってやっぱりすごい。
終わりに
いかがでしょうか。
とあるキャンプの一日を思い出して書いてみました。
ある程度のイメージができたら、勢いだけで飛び出してみましょう。
基本的に、キャンプのトラブルはどうにでもなることが多いので、どんな大変な事になっても終わってみたら楽しかった、ということが多いです。